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DX推進でよくある5つの課題|洗い出しでつまずく原因と進め方を解説blog

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DX推進でよくある5つの課題|洗い出しでつまずく原因と進め方を解説

DXを任されたものの、自社の課題をうまく言葉にできず、社内で説明できないまま止まっていませんか?
課題が曖昧なまま施策だけが先行すると、費用と時間を投じても成果につながりません。
DX推進でよくある5つの課題と、洗い出しでつまずく原因、自社に当てはめて絞り込む進め方を解説します。
⭐ 本記事は、ZAQRO-BACCA株式会社がご提供するAI執筆ツールで作成したものを編集・加筆しています。

DX推進で課題の洗い出しが欠かせない理由

DX推進は、自社の課題を洗い出すところから始まります。
まずは課題という言葉の意味と、洗い出しを省いた企業がどこで止まるのかを解説します。

DXにおける課題とは理想と現状のギャップ

DXにおける課題とは、あるべき姿と現状とのギャップを指します。
現場から挙がる不満や困りごとが、そのまま課題になるわけではありません。「入力作業に時間がかかる」という声は現状の説明であり、どうなっていれば良いのかという理想と並べて初めて、埋めるべき差分が見えてきます。
現状
いま起きていること
「入力作業に時間がかかる」といった、現場から挙がる事実や困りごと。これ単体では課題になりません。
理想
あるべき姿
どうなっていれば良いのかという到達点。現状と並べたときの差分が、埋めるべき課題になります。
差分の形で言葉にできると、何をすれば埋まるのかという打ち手も決まります。理想が定まっていなければ、いくら現場の声を集めても課題の形にはなりません。
洗い出しとは、この差分を漏れなく見つけ出していく作業です。

洗い出しを省くと手段が目的化する

課題を洗い出さないまま進めると、手段の選定から入ることになります。
実際にご相談をいただく際も、多くの企業様がまず取り組まれるのは、話題のツールをとりあえず導入してみるという、目に見えやすい施策です。
しかし解決したい差分が定まっていないと、導入すること自体がゴールにすり替わります。現場で使われないまま放置され、効果が出ない理由もわからないため、さらに別の施策へ手を広げてしまう。
この悪循環に陥っている企業様は少なくありません。順序を守るだけで避けられる失敗です。

効率化止まりで成果につながらなくなる

課題整理を飛ばした企業がどこで止まるのかは、調査結果にも表れています。
IPA(情報処理推進機構)が2026年7月に公表したDX動向2026では、業務効率化で成果が出たと答えた企業が9割を超える一方、売り上げの向上につながったとする企業は1割に届きませんでした。デジタル化は進んでも、事業の変革までは届いていない状況です。
同じ調査では、DXを推進する人材が不足していると答えた企業が8割を超え、この水準が数年にわたって続いていることも示されています。
自社だけが遅れているわけではありませんが、放置していて解消するものでもありません。

DX推進でよくある5つの課題

DX推進でつまずく企業には、共通する課題があります。
ここでは代表的な5つの課題を、自社に当てはめやすい形で解説します。
  • DX人材の不足
  • 経営層のビジョンと戦略の欠如
  • レガシーシステムと技術的負債
  • 予算とリソースの制約
  • 部門間の連携不足と現場の抵抗

DX人材の不足

最も多く挙がるのが、DXを担える人材の不足です。
ここで足りていないのは、システムやAIを開発する技術者ではありません。自社の業務を理解したうえで、どの工程をどうデジタルに置き換えるかを設計できる、業務とデジタルの橋渡し役です。
誤解
DX人材=エンジニア
技術者の採用を進めても、業務側で判断できる人がいなければ、提案が決裁まで進まず止まってしまいます。
実像
業務とデジタルの橋渡し役
自社の業務を理解し、どの工程をどうデジタルに置き換えるかを設計できる人材が不足しています。
ご相談のなかでも、DX人材をエンジニアのことだと捉えていらっしゃるケースは少なくありません。その前提で採用を進めても、業務側の判断ができる人がいなければ結局止まってしまいます。
多くの企業では、この役割を通常業務との兼任で担っており、手が回らない状態が続いています。

経営層のビジョンと戦略の欠如

次に多いのが、何のためにDXを進めるのかが定まっていないことです。
目的が示されないまま現場へ指示だけが下りてくると、取り組みは一部業務のデジタル化で止まります。ペーパーレス化や定型作業の自動化までは進んでも、そこから先へ広がりません。
ご相談のなかには、進めること自体が目的になってしまい、何を変えたいのかが曖昧なまま走り出しているケースも見られます。
経営層が方向性を言葉にしていなければ、現場は判断の基準を持てません。

レガシーシステムと技術的負債

既存システムが足かせになるパターンも根強く残っています。
レガシーシステムとは、長年の改修を重ねるうちに複雑になり、中身がわかる人がいなくなった仕組みのことです。新しいツールと連携できず、維持するだけで費用と人手がかかり続けます。
経済産業省はDXレポートのなかで、こうした老朽システムを放置した場合の経済的損失を「2025年の崖」として警告してきました。2025年を過ぎた現在も、この問題を抱えたままの企業は少なくありません。
刷新には時間も費用もかかるため、後回しにされやすい課題です。技術的負債がDX全体にどう影響するかは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

予算とリソースの制約

予算と人手の確保も、着手を阻む要因になります。
効果が読めない取り組みに予算はつきにくく、稟議の段階で止まりがちです。担当者が兼任であれば、通常業務の合間に進めることになり、工数も確保できません。
ここで起きやすいのが、限られた機会を活かそうとして、かえって全社一斉に大きく始めてしまうパターンです。現場が対応しきれずに混乱し、推進体制も追いつかないまま失速してしまいます。
予算の総額よりも、どの範囲から着手するかを決められていないことが、実際の壁になっています。

部門間の連携不足と現場の抵抗

5つ目は、組織側の課題です。
部門ごとにデータや業務の進め方が分かれていると、全社で活用できる状態になりません。加えて、これまでのやり方を変えることへの抵抗が生まれ、推進役が孤立してしまいます。
抵抗は気持ちの問題として片づけられがちですが、実際には、変更後の業務がどうなるかが見えていないことに原因があります。説明のないまま仕組みだけが変われば、警戒されるのは自然な反応です。
ご相談のなかでも、現場に聞かないまま担当者だけで進めた結果、導入したツールが使われずに終わったというお話をよく伺います。

課題の洗い出しでつまずく3つの原因

課題を洗い出そうとしても、うまくいかないことがあります。
ここでは、洗い出しがつまずく原因を3つ解説します。
1
表面の不満を課題として扱う
現場の声は症状にすぎません。背景の原因まで掘り下げないと、同じ問題が別の工程で繰り返されます。
2
担当者だけで決めてしまう
経営層と現場では見えているものが違います。片側だけの認識で進めると、後から手戻りが発生します。
3
挙げすぎて絞り込めない
洗い出しと絞り込みは別の作業です。リストができた時点で手が止まり、全領域へ一斉着手して停滞します。

表面の不満を課題として扱ってしまう

一つ目は、現場から挙がった不満をそのまま課題として扱ってしまうことです。
「転記作業に時間がかかる」という声は、目に見えている症状にすぎません。その背景に、システム同士が連携していない、部門ごとにデータの持ち方が違うといった原因が隠れていることがあります。
症状だけに対処すると、ツールを入れても別の工程で同じ問題が繰り返されます。ご相談のなかでも、課題を現場の困りごとそのものだと捉えていらっしゃるケースは少なくありません。
挙がった声に対して、なぜそうなっているのかを一段掘り下げることで、埋めるべき差分が見えてきます。

担当者だけで課題を決めてしまう

二つ目は、推進担当者だけで課題を判断してしまうことです。
担当者から見えている範囲には限りがあります。経営層は事業や競争環境の視点で課題を捉え、現場は日々の作業の視点で捉えるため、同じ会社でも見えているものが異なります。
ご相談のなかでも、経営層と現場で課題の認識がずれたまま走り出し、施策が進んだ段階でずれが表面化するケースが見られます。手戻りが発生し、現場の協力も得にくくなります。
洗い出しの段階で両方から話を聞いておくことが、後の停滞を防ぎます。

課題を挙げすぎて絞り込めない

三つ目は、洗い出した課題を絞り込めないまま止まってしまうことです。
洗い出しと絞り込みは別の作業ですが、ここが一続きになっていないと、課題のリストができた時点で手が止まります。
ご相談のなかでも、洗い出した全領域へ一斉に取りかかろうとして、どれも中途半端なまま停滞してしまう例は珍しくありません。限られた人員と予算では、同時着手はかえって遠回りになります。
広く挙げたうえで、取り組む対象を絞るところまでを一連の作業として設計しておく必要があります。

自社のDX課題に当てはめて絞り込む視点と判断基準

一般的な課題を知っただけでは、行動には移せません。
ここでは、自社の課題として捉え直し、取り組む対象を絞り込むための視点をご紹介します。
1
5つの課題を自社の言葉に置き換える
2
経営層と現場の認識差を確認する
3
影響の大きさと着手しやすさで3つから5つに絞る

5つの課題を自社の言葉に置き換える

最初に行うのは、一般的な課題を自社で起きている出来事に置き換えることです。
たとえば人材不足であれば、「業務とデジタルの両方がわかる人がいない」で止めず、「新しい仕組みを提案しても、業務側で判断できる人がおらず決まらない」というところまで具体化します。
ご相談をいただく際も、うちの課題はどれに当てはまるのか、というご質問を多くいただきます。当てはめるとは、名前を選ぶことではなく、自社で実際に起きている場面を言葉にすることです。
置き換えられない項目は、自社の課題ではないと判断して構いません。

経営層と現場の認識差を確認する

次に、経営層と現場それぞれが何を課題と捉えているかを確認します。
経営
投資対効果の観点
事業や競争環境を軸に、かけた費用に見合う成果が出るかという視点で課題を捉えています。
現場
日々の負担の観点
作業単位の手間や滞りを軸に、目の前の業務がどう変わるかという視点で課題を捉えています。
同じ課題でも、経営層は投資対効果の観点で、現場は日々の負担の観点で見ています。どちらか一方だけを集めると、片側からしか見えない課題のリストになります。
両者を並べたときに認識が大きくずれている場合、そのずれ自体が優先して埋めるべき課題です。方向性が共有されていない状態で施策を進めても、途中で止まります。
聞き取りの段階で温度差を把握しておくと、後の合意形成がスムーズになります。

影響の大きさと着手しやすさで絞る

洗い出した課題は、二つの軸で並べ替えて絞り込みます。
軸1
影響の大きさ
解決したときに事業や業務へどれだけ効くか。効果が大きいものほど、社内の合意も得やすくなります。
軸2
着手のしやすさ
短期間で取り組めるか。早く成果が見える課題から始めると、推進力を落とさずに進められます。
軸になるのは、解決したときの影響の大きさと、着手のしやすさです。影響が大きく短期間で取り組めるものから始めると、成果が見えやすく、社内の協力も得やすくなります。
絞り込む数は、3つから5つ程度が現実的です。それ以上を並行して進めると、どれも進まないまま時間が過ぎてしまいます。
集めた情報をどう分析し、優先順位へ落とし込むかは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

絞り込みで行き詰まったときの判断基準

洗い出しから絞り込みまでを、すべて自社で進める必要はありません。
自社
情報収集・社内ヒアリング
現場を知る担当者だからこそ精度を高められる領域です。事実を集める工程は内製が向いています。
外部
原因の切り分け・優先順位づけ
手が止まりやすい工程です。必要な部分だけ外部の力を借りると、洗い出し自体の停滞を防げます。
情報収集や社内へのヒアリングは、現場を知る担当者だからこそ精度を高められる領域です。一方で、挙がった課題の原因を切り分けたり、優先順位をつけたりする段階では手が止まりやすくなります。
切り分けを後回しにしたまま施策を積み重ねると、効果が出ない理由がわからず、さらに別の施策へ手を広げてしまいます。通常業務と並行して進めるうちに、洗い出しそのものが止まってしまうこともあります。
自社で進められる範囲と、手が回らない範囲を見極め、必要な部分だけ外部の力を借りるという選択肢も持っておくと安心です。
依頼先の選び方については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

DX推進の課題整理はザクロバッカにご相談ください

課題の洗い出しから絞り込みまで、自社だけで進めるのが難しいと感じたときは、ぜひご相談ください。
ここでは、ZAQRO-BACCA(ザクロバッカ)株式会社のDX支援の特徴をご紹介します。
1
課題の切り分けと優先順位づけから伴走
ツール導入ありきではなく、現状のヒアリングから開始。症状と原因を切り分け、どこから手をつけるべきかを明確にします。
2
AI活用を含めた解決手段まで一貫支援
オリジナルAIツールの開発にも対応。開発から導入、運用、社内への定着まで切れ目なくサポートいたします。

課題の切り分けと優先順位づけから伴走

当社のDX支援は、ツール導入ありきではなく、現状のヒアリングから始めます。
現場と経営層それぞれのお話を伺いながら、漠然としていた困りごとを、埋めるべき差分としての課題へ言葉にしていきます。そのうえで、表面に見えている症状と、その背景にある原因を切り分けます。
そこから影響の大きさと着手のしやすさで優先順位を整理し、どこから手をつけるべきかを明確にいたします。
何から始めればよいか決まっていない段階でも、課題の整理からご一緒できますので、安心してご相談ください。

AI活用を含めた自社に合うDX推進

当社は、課題の整理だけでなく、解決の手段までを一貫してご支援できる体制が強みです。
汎用ツールでは解決しにくい課題に対しては、業務に合わせたオリジナルAIツールの開発にも対応しております。すでに導入済みのツールがある場合は、活かせる部分を活かす形でご提案いたしますので、これまでの投資を無駄にしません。
社内にエンジニアがいない状況でも、開発から導入、運用、社内への定着まで切れ目なくサポートいたします。
AIを活用した変革の考え方については、こちらの記事もあわせてご覧ください。
DX推進の課題が整理できずにお困りのご担当者様は、まずはお気軽にご相談ください。貴社の状況に合わせた、最適な進め方をご提案させていただきます。

【FAQ】DX推進の課題に関するよくある質問

最後に、DX推進の課題整理でよくいただくご質問を、回答とともにご紹介します。
Q. どの課題から手をつければよいですか?
A. 影響が大きく、着手しやすい課題から始めることをおすすめします。
短期間で効果を確認できるものから取り組むと、成果が目に見える形で表れ、社内の協力も得やすくなります。逆に、影響は大きくても時間のかかる課題から始めると、途中で推進力が落ちてしまいます。
一つの範囲で効果を確かめてから、他の部門へ広げる流れが無理のない進め方です。
Q. 課題が多すぎて絞れない場合はどうすればよいですか?
A. 洗い出しと絞り込みを、別の作業として分けてみてください。
まずは数を気にせず挙げ切り、そのうえで根本の原因ごとにまとめ直すと、見た目の数は大きく減ります。別々に見えていた困りごとが、同じ原因から生じているケースは多くあります。
そのうえで、取り組む対象を3つから5つ程度に絞ると、実行できる計画になります。
Q. 現場から本音を引き出すにはどうすればよいですか?
A. 評価につながらない場であることを先に伝えると、話が出やすくなります。
聞き方も工夫が必要です。改善案を尋ねると答えにくくなるため、どの作業に時間がかかっているか、どこで手が止まるかといった、事実を聞く形にしてください。
業務全体ではなく作業単位で尋ねると、表面化していなかった非効率も拾いやすくなります。
Q. 中小企業でも同じ課題が起きますか?
A. 5つの課題は、規模を問わず起こります。
むしろ人員や予算が限られるぶん、兼任による工数不足や、判断できる人材の不在は切実になりやすい傾向があります。一方で、規模が小さいほど経営者の判断が速く、変革のスピードを出しやすいという利点もあります。
全社を対象にせず、一部の業務に範囲を区切れば、無理なく着手できます。

まとめ

DX推進では、人材の不足、経営層のビジョンの欠如、レガシーシステム、予算とリソースの制約、部門間の連携不足という5つの課題が共通して起こります。
これらを洗い出す際につまずくのは、表面の不満をそのまま課題として扱ってしまう、担当者だけで判断してしまう、挙げすぎて絞り込めないという3つの原因によるものです。
一般的な課題を自社で起きている出来事に置き換え、経営層と現場の認識差を確認したうえで、影響の大きさと着手しやすさで3つから5つに絞り込む。この流れが、課題を行動へつなげる道筋になります。
ZAQRO-BACCA(ザクロバッカ)株式会社では、課題の切り分けと優先順位づけから、AI活用を含めた解決手段の実行までを一貫して伴走支援しております。
何から手をつけるべきか迷っている段階でも、現状の整理からご一緒できますので、まずはお気軽にご相談ください。

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