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Amazonに対応したECコンサルタントはどのような業務を行う?メリット・デメリットも解説

EC 2021.10.15

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い外出自粛が求められているなかで、自宅にいながらショッピングが楽しめるECサイトの需要が高まっています。
自社の販路拡大や売上アップを目指し、これからECサイトへの出品を検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし、ECサイトへの出品経験がない事業者にとっては、さまざまな不安があることも事実です。
また、実際にAmazonなどに出店してみたものの、思うように売上が上がらないと言った企業やお店が多い状況です。

そのようなときに心強い味方となってくれるのが、ECコンサルタントの存在です。

弊社のクライアント様の事例でいうと、月商10万〜20万円くらいから伸び悩んでいただった企業様がコンサル開始後半年で月商1,000万円をクリアしたケースなどもあります。

今回の記事では、ECサイトのなかでも最大手であるAmazonに対応したECコンサルタントとはどのような業務に対応しているのか、依頼する場合のメリットやデメリットも含めて詳しく紹介します。

 

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Amazonの特徴

Amazonは、世界最大級のECサイトであり、多種多様な商品が揃っています。
Amazonの特徴としては、次のようなものがあります。

・利用者数が非常に多く、売上高もトップクラス
・セラーとして出店しやすく、初めてのECサイトとして選ばれることが多い
・楽天と違い説明文章やページデザインがシンプル
・物流システムが充実しており、配送が迅速かつ確実
・FBA(フルフィルメントバイ) Amazon)というサービスがあり、出品者が在庫をAmazonの倉庫に送り、Amazonが配送・返品・顧客対応などを代行することができる

AmazonのECコンサルタントや運用代行ができる事

 

そもそもAmazonに対応したECコンサルタントや運用代行事業者では、具体的にどのような業務を担当するのでしょうか。
コンサルタントによっても対応している業務内容は異なりますが、今回はなかでも代表的な業務を8つに分けて紹介します。

1.Amazon内SEO対策

Amazonでは商品を出品する際、商品ページのタイトルや文言について厳格なルールが定められています。
これはエンドユーザーにとって見やすく、目的の商品を見つけやすくするために決められていることなのですが、商品を出品する店舗にとってはタイトルやキャッチコピーの付け方次第で売上が大きく変わることもあります。

より多くのエンドユーザーに選んでもらうためには、商品名や関連ワードで検索した際に上位のページへ表示できるようにしなければなりません。
そこで、タイトルやキャッチコピーなどを工夫し調整するSEO対策が重要であり、ECコンサルタントのなかにはAmazon内でのSEO対策に強みをもつ専門家も少なくありません。

2.商品ページの最適化

Amazonで商品の魅力をエンドユーザーに訴求するためには、商品ページの最適化が求められます。
たとえば、商品画像が少なく文字ばかりのページは見づらく、購買意欲も湧きにくいものです。

しかし、画像やイラストなどを豊富に折り込みながら、わかりやすく紹介されている商品ページは魅力が伝わりやすく、その分多くのエンドユーザーからの支持を集めやすいでしょう。

ECコンサルタントは、Amazonで決められているルールの範囲内で、より見やすく分かりやすい商品ページを作成し調整します。

3.新商品の登録作業

Amazonでは、同じ出品者が複数の商品を登録することもできます。
しかし、商品の入れ替えサイクルが早い企業や店舗の場合、商品ページの登録作業も膨大な工数が割かれてしまいます。
少人数で運営している出品者の場合、販売終了となっているにもかかわらず商品ページが残ったままになっていると、クレームに発展することもあるでしょう。

そこで、ECコンサルタントのなかにはAmazonへ新商品の登録作業を代行したり、取り扱いが終了した商品ページを削除したりといった運用代行に対応しているケースもあります。

 

4.商品撮影

Amazonでは商品ページのタイトルやキャッチコピーの付け方のほかにも、商品画像に関するガイドラインも細かく定められています。
たとえば、商品のサムネイルにも使用される画像は原則として白抜きの背景を使用しなければならないのですが、このガイドラインを遵守していないとAmazonから警告などを受ける可能性もあります。

ECコンサルタントは、Amazonへの出品に関する細かなガイドラインに対応でき、商品を撮影したり商品画像を適切に加工したりといった作業を依頼することも可能です。
そのうえで、どのような商品画像であればエンドユーザーの購買意欲を高められるのかといったポイントも押さえており、的確なアドバイスや提案も行います。

5.競合調査・分析

同じジャンルの商品であっても、Amazonではアクセスしたタイミングによって一覧で表示される商品の順番は異なります。
これにはさまざまな理由があるのですが、なかでも重要な要素のひとつに競合他社の売れ筋や商品ページへのアクセス数などがあります。

自社の売上をアップさせるためには、競合他社の状況を的確に分析し、どのような商品がAmazonのユーザーに好まれ注目度が高まっているのかを把握しなければなりません。
これにはAmazonに特化した分析力が必須であり、そのような専門的な知見もECコンサルタントはもっています。

6.Amazon内セール対策支援

Amazonでは独自に開催している大規模セール「プライムデー」や「初売り」、「ブラックフライデー」、「Amazonサイバーマンデー」などがあり、テレビなどでもCMを積極的に展開しています。
Amazonのセールの反響は極めて大きく、いずれのセールも多くのエンドユーザーが利用し、目玉となるタイムセール商品は開始直後に売り切れるものも少なくありません。

そこで、セール期間に合わせて自社でも目玉商品を用意することで、普段よりも多くのエンドユーザーに注目されやすくなり、売上アップにつながることも期待できるでしょう。
このように、Amazonのセール期間に合わせてどのような戦略を立てるべきかもECコンサルタントは提案し支援してくれます。

7.売上分析

Amazonへ商品ページを登録し出品したからといって、必ずしも売上が伸びるとは限りません。重要なのは、月ごとに売上の実績や傾向を分析し、次の戦略に役立てることです。
ECコンサルタントのなかには広告業界やマーケティング業界出身者もおり、自社の商品がどの程度の売れたか、商品ページへのアクセス数やコンバージョン(成約)率などを分析し、今後の販売戦略につなげることもできます。

8.広告運用の最適化

Amazonでは「スポンサープロダクト」として商品ページの最上段へ広告を表示することもでき、多くのアクセス数を獲得できます。
また、それ以外にもSNSや検索エンジンで関連ワードを検索した際に広告を表示させる手段もあります。
広告出稿にかかるコストは高額ですが、商品の認知度を高めるためには有効な方法のひとつといえるでしょう。

ECコンサルタントのなかには、広告をどのように運用すれば効果が見込めるか、そもそも広告を出稿したほうが良いかどうかも含めて専門的な見地からアドバイスや提案をしてくれる専門家もいます。

 

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AmazonのECコンサルタント・運用代行を使うメリットとデメリット

 

Amazonに対応したECコンサルタントは多く存在しますが、そもそも依頼したほうが良いかどうかを迷っている方も多いはずです。
そこで、ECコンサルタントへ依頼した場合のメリットとデメリットをピックアップしてみましょう。

メリット

ECコンサルタントの多くは、Web業界やマーケティング業界といった分野に精通した専門家です。
自身でECサイトを運営した経験があったり、出品者としてECサイトでのビジネス経験があるコンサルタントも存在します。

当然のことながらEC分野のプロフェッショナルであり、自社にはないノウハウや知識が豊富にあります。
「これまでAmazonへ出品していたものの、なかなか売上が伸びず困っている」「他社のECサイトではある程度の売上があるのに、Amazonだけが低迷している」といった悩みを抱えている場合には、ECコンサルタントへ相談することで解決策が見えてくるかもしれません。

また、慢性的な人手不足に陥っており、新商品の登録や商品画像の撮影が滞っている場合もAmazonの運用代行に対応したECコンサルタントへ依頼することで課題が解決できるかもしれません。

デメリット

ECコンサルタントへ依頼する最大のデメリットは、売上や利益の向上が保証できるものではないことです。
ECコンサルタントの役割は、あくまでも提案やアドバイスをしたり、ときには実務を代行したりすることです。
あくまでも依頼者である企業や店舗と相談のうえ、どのような方針で進めていくかは最終的に依頼者が決定する必要があります。

企業や店舗を経営していくうえで「これをやれば絶対に売上が伸びる」という正解はないのと同様、ECサイトにも100%の正解はありません。

そのため、ECコンサルタントの意見やアドバイスも参考にしつつ、試行錯誤をしながら自社に合った販売戦略を構築し実践していくことが求められます。

AmazonのECコンサルタントや運用代行の費用感

 

ECコンサルタントへ依頼する際に、多くの方が気になるのがコストの問題ではないでしょうか。

ECコンサルタントの費用は大きく分けて初期費用と月額費用の2種類があり、初期費用は主にECサイトの構築などにかかるものです。
ECコンサルタントによっても初期費用はまちまちですが、一般的には5〜10万円程度が相場とされています。

これに対し、月額費用は主に継続的な戦略の立案や売上分析、広告運用などにかかるものです。
こちらもECコンサルタントによって費用は異なりますが、1か月あたり15〜30万円程度が相場です。
ただし、ECサイトの規模や契約内容によっては、たとえば売上の15〜25%程度を報酬として支払うケースもあります。

Amazonの売上アップに期待できるECコンサルタントの活用

AmazonはEC業界のなかでも最大手であり、うまく活用することで自社の売上アップが期待できます。

しかし、これからECへ参入する企業や店舗にとっては、どのように攻略すれば良いか分からず、はじめのうちは思うような成果が期待できないこともあるでしょう。

そこで、Amazonに対応したECコンサルタントへ相談することで、自社にとって効果的な戦略が見えてくるかもしれません。
今回紹介した内容を参考にしながら、どのような業務をECコンサルタントへ依頼すれば良いかを考え、不安に感じていることや分からないことなども含め相談してみましょう。

 

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